どうやったらできるか

 今年の5月、80歳でエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎さんの言葉です。

「たとえば、同じ年齢の人が同じ条件で手術をしても、『生きるぞ』という意欲がある人はすぐ治るし、『もうだめだ』と思っている人は本当にだめになってしまうそうです。単純に言えば、プラス思考が大事。マイナス思考の人はできない理由を並べるけれど、僕は『どうやったらできるか』しか考えない。どうしてもエベレストに登りたかったから、ケガも病気も乗り越える以外になかったんです。
『週刊朝日2013.9.6』

  三浦さんの次の目標は、85歳でヒマラヤ山脈のチョーオユー(8201m)からスキー滑降することだそうです。
 2学期最初の学級通信で、上記の文章を紹介しようかと考えてます。
 あわせて、「2学期にがんばりたいこと」を書く欄をもうけます。
 さらに、「どうやったらできるか」も書けるようにしたいです。
 できない理由を考えることは、子どもの問題行動の原因を考えることに近いかもしれません。子どもが問題行動を起こすには、~の原因があると考えたところで、問題は解決していきません。子どもの問題行動をなくすために、どうやったらいいのかを考えることが大切なのです。
 まさに、これも行動分析学の手法なわけです。

(2013.8.29)