図形指導覚え書き

 もうすぐ図形の単元も終わる。今回の授業で気付いたことを書いてみよう。

1)覚えさせたい言葉(「直角」「長方形」など)は、フラッシュカードで、何度でも言わせる。
2)覚えさせたい言葉の漢字は、空書き・指書きなどで、筆順指導もする。
3)覚えさせたい言葉を使う機会を多くする。例えば、長方形の図を書いたら、必ず、その図形の中に「長方形」と書き込ませる。
4)ノートは、マス目を使用すべし。マス目のノートじゃない子には、マス目の入ったノートのコピーを渡す。
5)2つある三角定規にも、それぞれ「山形三角定規」「坂道三角定規」というように名前をつける。
6)三角定規を持たせたとき、常に直角がどこか押さえさせる。
7)たて3cmよこ5cmのような図を書かせる時は、たてもよこも2つずつ長さを書き込ませる。
8)作業の個人差が大きいので、早く終わった子への指示を考えておく。
9)教科書の通りにする作業は、教師も教科書そっくりにやってみせる。
10)説明は避ける。(説明したって、概念はわからない。)

 ちょうど10こ。

(1999.10.17)