社会では、明日、関東大震災を教えます。
1923年9月1日に、大きな地震が関東地方をおそったわけです。
9月1日とは、2学期の始業式です。
よくこの日に、避難訓練があるのは、関東大震災にちなんででしょうね。
ところで、この震災で、約14万人の死者及び行方不明者が出ました。
1995年1月17日の阪神・淡路大震災で、約6000人の死者ですから、この約2倍強の人が、関東大震災では亡くなったわけです。
授業では、有田和正氏の『社会科授業に使える面白クイズ 第3集』(明治図書)の問題を使おうと思っています。
関東大震災で約14万人も死んだのはなぜか?
1.はじめての大地震で、人々が驚いて先をあらそって逃げようとしたから。
2.地震で家が倒れ、下じきになった人が多かったから。
3.地震によって火災がおこり、その火災によって大ぜいの死者が出たから。
4.地震で動物園の猛獣が多数逃げ出し、多くの人々を食い殺したから。
正解は3です。猛獣よりも火事の方が、怖いということですね。
(2000.10.25)