二酸化炭素は水にとけない?

 私の予想外の意見を出す子どもに、学ばせてもらいました。
 6年理科で、二酸化炭素が水にとけるかどうかを予想させました。
 前時で、炭酸水から二酸化炭素を取り出した実験をしています。それゆえ、二酸化炭素は水にとける、と、ほとんどの子が考えると、思っていました。
 でも、あるクラスでは、とけないと考えた子が、クラスの3分の1もいたのでした。(この時点で、すでに私の予想が大きく外れました。)
二酸化炭素が水にとけない派の理由を見てみましょう。

・酸素と二酸化炭素がぶつかり合い、水から泡となって出ていく。
・化学反のうがおこるから。
・魚は水にとけた酸素をすっているが、二酸化炭素が水にとけたら魚が二酸 化炭素をすっていることになるから。
・水にとけたらおんだん化とかがないけど、今おんだん化があるから。
・二酸化炭素のほうが水より、強そう。

 温暖化のことが出てくるのは、松本英輝さんの講演があった影響でしょう。
 魚と温暖化の意見が、ほんと、予想外でした。勉強になります。

(2004.10.19)