肉体労働より頭脳労働を

 鳥居徹也『フリーター・ニートになる前に読む本』(2005.7.10)を図書館で借りました。
 肉体労働より頭脳労働をすることの大切さが、印象に残りました。

「私たちも若い頃から苦労してきてやっと悟ったことだけど、若いうちこそ『頭脳労働』をしなきゃダメだよ。若いうちに『頭脳労働』で仕事を身につけたら30、40代にきちんとつながっていくから。若いうちに単純な『肉体労働』ばかりしているとそれしかできなくなる。何も技術がなくて、年をとって体力が衰えたら、それっきりになっちゃう…」
(『フリーターなぜ?どうする?』(学研)からの引用)

 運動会の準備でも、ついつい教師である私が動いてしまう時があります。
 でも、教師が動くのは『肉体労働』です。教師が動かず、子どもたちを上手に動かして仕事をさせる『頭脳労働』をめざすべきなのです。
 さらに、子どもにも頭を使わせながら、準備を進めていく方法も教えていくべきなのです。運動会の片付けをしている時に、このことを思い出し、自分が動くことよりもスムーズに片付けが流れるような指示をすることに専念しました。

(2006.10.3)