雲の画像だけで

 5年理科「天気の変化」のこの前の続きの展開をメモしておきます。

1) 人工衛星ひまわりの画像を見せ、「これは何ですか。」と問う。
2)「ひまわりから雲の画像が送られてきます。その画像を元に、あるところが天気を予報します。」
 と言い、ヤフーの天気予報画面を見せる。
3)「この画面を見たことがある人?」(数人手があがる。)
4)「見たことのない人?」(ほとんど)
5)「でも大丈夫です。次の時間、パソコン室に行って、この画面を見ます。」
6)「今から、この天気予報のプリントを配りますので、このプリントを見て、気が付いたこと・分かったこと・思ったこと・分からないことを書きます。」(ノートは見開き、左にプリント、右に気付きや疑問を書く。)
7) 3つ書けた子からノートを持ってこさせて、1つ板書させる。
8) 発表。
9)「空港ってところをクリックすると、どんな画面が出ると思いますか。」
10) 空港をクリックした画面を次々見せていく。
11)「雲の画像だけで、こんな詳しい天気予報ができると思いますか。できるなら○、できないなら×をノートに書きなさい。」
12) ○か×か手を挙げさせ、×の子に理由を言わせる。
 (「気温が分からない」「雨が降っているか分からない」などが出る。)
13)「雲の画像だけでは分からないこともあるので、こういうものがあります。
 (アメダスの画像を見せる)同じ写真を教科書から探してごらん。」
14) アメダスの説明を区切って、連れ読み。
15)「今当てられても正しく読める人?自信がない人?もう1回読むので、自信がない人はしっかり聞いておくのですよ。」
16) 文で連れ読み。
17)「隣の人と交代で読みます。全部読んで交代します。2人とも読めたら、すわります。起立。」
18) 1人指名。「○○くんが読めなかったら、それは○○くんだけの責任ではありません。隣の○○さんがちゃんと聞いて、教えたかどうかが、大切なのです。」
19) 板書;アメダス…雨量・風向・風速・日照時間など
20) アメダスで調べられるいろんな情報を画像で示す。それらの情報が気象庁に集められることも話す。気象庁が出てくる映像も見せる。

 隣の人と読み合いをさせる方法は、隣の人の読みに責任を持たせるという意味でよかったと思います。

(2006.10.5)