吉田高志『逆転現象が起きる社会科発問づくりのコツ』(明治図書)に、次の発問があります。
お巡りさんと道路標識では、交通ルールを守らせるのにどちらがすぐれた働きをしますか。
この発問を学習参観の授業で扱おうと思っています。
吉田氏は、お巡りさんと道路標識に関する情報蓄積させるために、次のような活動を仕組んでいます。
道路標識 ① 子どもたちを連れて学校の周囲の道路標識探しをさせる。
② 見つけてきた道路標識を図に書かせ発表させる。
お巡りさん ① 交通整理しているお巡りさんの写真を提示して、分かったこと、 気がついたこと、思ったことをノートに書かせる。
② ノートに書いたことを発表させる。
私がやったのは、道路標識の①だけです。お巡りさんに関しては、月曜日にパソコン教室へ連れて行き、交通安全のために働くお巡りさんの仕事を調べさせようと考えています。(社会はないのですが、ノートは預かっています。)
参観では、金曜日に校区でとった道路標識の写真をプロジェクターで拡大して見せ、その後、交通整理をしているお巡りさんの写真を見せ、発問します。
(2008.10.18)