3時間目は、交通安全指導でした。
私は担当なので、2時間目の家庭科の時間に、大急ぎで日記のコメントを書き、残り15分ぐらいで、講堂の準備をしました。DVDプレーヤーとプロジェクターの接続、暗幕閉め、マイクの準備などです。
3時間目、集まった子どもたちは、担任の指示で、講堂に座っています。
「では、みなさん、全員起立。整列します。前になれ。よく手が伸びてるね。」
ここは、とてもゆっくり言います。
警察の人たちに前に立ってもらい、
「今日は忙しい中、みなさんの命を守る大切なお話をするために、警察の方々が来てくれました。まずは、朝の挨拶をしましょう。さんはい。」
「おはようございます。」
「よろしくお願いします、を言いましょう。さんはい。」
「よろしくお願いします。」
「これから命にかかわる大切な話を聴きます。静かに聴ける人は座りなさい。」
座ってもざわざわしていたので、
「やり直しです。全員起立。もう一度言いますよ。静かにお話を聴ける人は座り なさい。」
やり直すと、シーンと直りました。
「さすが湯里小学校のみなさんですね。すばらしいです。」
この後、警察のお話がありました。ビデオや講話でしたが、あまりうまくありませんでした。もう少し話し方の勉強をしてほしいです。さすがに、後半は、子どもたちもがさがさしていました。ある意味、仕方のないことです。
警察のお話が終わって、私がマイクをにぎりました。
「自転車は、何の仲間でしたか。さんはい。」
「車。」
警察の人が話したことの一つです。やはり、全員に声を出させる場を作らないといけません。
「全員起立。」
ざわざわしてます。
「今、しゃべっている人は、交通事故に会う人ですね。静かにお話を聴けてる人は、事故にあいません。なぜなら、話を聴くときは静かに聴くというルールが守れてる人だからです。」
ここらへんは、声の強弱を変えながら話しました。
警察の人の話があまりにもへたなので、こちらの話し方をすごく意識してしまいました。(私たちは、話すプロだよ。ということを暗に言ったわけです。)
警察の人ももっと話し方を鍛えてほしいものです。
(2011.10.28)