画板が机代わりに

 3年生の図工の研究授業を見ました。
 教室で絵画の色塗りの場面です。
 一番驚いたのは、水入れやパレットの置く場所です。
 画用紙は、4つ切りの大きさです。この画用紙だけで、机が埋まってしまいます。普通なら、水入れを床に起き、パレットを画用紙の上に置くということになります。でも実際にあるのは、水入れとパレットだけでなく、絵の具あり、筆ふきぞうきんあり、ためし紙あり、筆ありです。
 3年のクラスは、机を縦に置いていました。
 そして、机の引き出しの中から画板が飛び出し、その上に、水入れやパレットや絵の具などが置かれていたのです。
 机の引き出しの道具箱の下に、画板を差し込んでいたのです。
 画板は道具箱で押さえられているため、机の横にしっかりと存在してます。
 まあ、20数人のクラスだからできることです。
 机を縦にすると、4人ぐらいしか1列になりません。
 ただ、今回の画板を道具箱の下に差し込む方法は、人数の少なめの学級では、追試しやすい方法です。いつかやってみたいです。
 途中、子どもが引き出しの物を取ろうとしたら、大変なことになりそうですが。

(2012.11.2)