「月と太陽」で一番難しい学習は、太陽と月との位置関係で、地球から見える月の形が変わることの理解でしょう。
学ぶステップをおおざっぱに考えてみます。
1)月は、日ごとに形を変えていく。
2)月は、太陽の光を反射してかがやいている。
3)太陽の光が当たらなければ、地球から月は見えない。
4)星は、太陽と同じように、自分で光かがやいている。
5)太陽と地球の間に月がある場合、地球から見ての月の裏側に太陽の光は当たるが、表側には当たらないので、月はかがやかず、地球からは見えない。(新月)
6)太陽・地球・月と並べば、月の表面全てに太陽の光が当たり、満月になる。
この6で、地球の影に月が隠れるのが、月食です。でも、なぜ、毎回、満月で月食が起こらないのかが不思議です。太陽・地球・月と並んでいたら、月に太陽の光が当たらないのではないかと、思えるからです。
ちょうど一直線ではなく、月がそこからずれているなら、逆に満月にはならず、どこかが欠けた月になるのではないでしょうか。
今日、太陽・地球・月の位置関係を実験できる教材を調べてみました。
その中で、鈴カステラで、月の形の変化を見るのがありました。面白い。
(2104.10.11)