「水溶液の性質」で、水溶液を蒸発させて、気体がとけている水溶液があることを確かめる実験があります。
最初に、課題のところに「気体が 」と書いて、後ろをあけておきました。
「この後に、どんな言葉が来るかは後で教えます。」
この後、自分の知ってる気体をノートに3分間で書かせました。
一番多い子が11個です。それを全部言わせ、その中で気体であるものだけを板書していきました。
空気・水蒸気・二酸化炭素・酸素・窒素・一酸化炭素・ヘリウム・アンモニア・水素などが出されました。湯気や雲や煙がでましたが、気体ではありません。「この中で水にとける気体はどれでしょう。」
(ちなみに、水蒸気は水が気体になったものなので、とけるとはいいません。) 手を挙げさせた後、塩酸・食塩水・炭酸水にとけているものを取り出す実験をすることを告げました。
教科書では、スライドガラスに数滴たらしてドライヤーで蒸発させてました。
時間がかかりそうなので、ガスコンロで蒸発させることにしました。
塩酸・食塩水・炭酸水の順で実験させると、何も出ない、食塩が出た、何も出ないの結果順になるので、変化があっていいのです。
(2104.10.14)