全国380店舗ある「鳥貴族」で売り上げ№1の店長の言葉です。
「自分の中で優先順位が決まっているので、何が起きても迷うことはないですね。優先処理するのはトラブルです。ドリンクをこぼしてしまったときは、調理中でもほかのスタッフに任せて跳んでいきます。そこは責任者が出ていかないと解決しませんから。初期対応はスピードが命。トラブルが大きくならないように先手を打って、クリアな状況にするのが私の仕事です」 『プレジデント2014.9.29号』より
この言葉から、いろんな原則が見えてきます。
1)優先順位が決まっていれば、すぐに決断ができる。
2)接客業では、トラブルを最優先する。
3)責任者が出ていかなければ解決しないトラブルがある。
4)トラブルが大きくならないよう、初期対応をすばやくする。
そもそも決断とは、選ばない選択肢を断ち切る意味があります。どの選択肢を選ぶかの基準を自分の中に持っていれば、すばやく決断できるわけです。
担当する店の規模が大きくなるにつれ、「自分一人が一二0%の力を出しても店は回らない。それよりも五0の力で周りの教育をしたほうが、一二0にも一五0の戦力にもなる」と考え方が変わった。 (同記事)
決断でき、周りの教育のできる人こそが、優秀なリーダーなのです。
(2104.10.26)