凍るのを忘れた水

 先週の金曜日、4年の社会見学の付き添いで大阪市立科学館に行ってきました。
 最初に、3階のサイエンスショーに行きました。(予約がとれたようです。)
「水の科学」がテーマでした。
 最初に、氷を提示し、0度で凍ることを確認しました。
 冷凍庫から、水の入ったペットボトルを出し、その水の温度が-4度であることをしめしたのです。
「この水は、凍ることを忘れたのです。」
 氷の載ってるワイングラスに、-4度の水をそそぐと、そそいだ水がみるみる凍っていき、ワイングラスに山のような氷ができあがったのです。(ゼリー状)
 ペットボトルを静かに冷凍庫に入れると、たまに、凍るのを忘れた水が出てくるそうです。家でやるときは、10本ぐらい入れて、その中で1本ぐらい凍らない水のペットボトルがあるかもしれないそうです。
 この後の水をあたためる実験も面白かったです。
 湯気は目に見え、水蒸気は目に見えない。水蒸気が出てくる管をバーナーで熱すると、湯気は完全に消え、見えない水蒸気のみになります。その水蒸気にマッチ棒を当てると、なんと発火するのです。
 火傷が怖いので、真似できませんが、凍るを忘れた水はやってみたいです。

(2014.11.10)