公開授業の後の第3時をじっくり考えてみます。
「月の形の見え方が日によって変わるのは、なぜか。」
これが、今回子どもたちに提示する課題です。
子どもから出そうな意見を考えてみます。
1)太陽のあたり方が変わるから。
2)月が地球の周りを回っているから。
3)月と太陽の距離が変わるから。
あんまり答えが思いつきません。子どもからもたいして出ないでしょう。
教科書では、次の記述になっています。
「月の形の見え方が日によって変わるのは、月と太陽の位置関係が変わるからだと考えられる。」
月と太陽の位置関係を考えさせるために、三日月(逆あり)・半月(逆あり)・満月・新月の月を見せ、どの方向に太陽があるかを考えさせます。
月の場所を地平線から現れた場所に限定し、そのときに、太陽はどの方角にあるのかを「iステラ」で調べさせ、それをノートに描かせていきます。
満月のときには、正反対の方角に太陽があり、新月のときは太陽と同じ方向にあり、あとは月の見える部分の方角に太陽があるのです。
(2014.11.30)