『わたしたちの大阪3・4年下』(日本文教出版)、「大阪府の産業と人々のくらし」の4ページ分を1時間で終えます。
ノート1ページを使い、1行目に「大阪府の産業」と書かせます。
産業とは、生活に必要なものをつくる行いのことです。
この後、ノートを4等分し、左上に農業、左下に漁業、右上に工業、右下に商業と書かせます。
農業については、一緒にやっていきます。
書くことは、「さかんなこと」と「なやみ」です。
農業で「さかんなこと」は、大都市向けの野菜やくだもの作りです。
「なやみ」は、外国から安いねだんの野菜が入ってくることと、農業をする人が見つからないことです。
漁業・工業・商業については、班の机にして、班で相談させて、「さかんなこと」と「なやみ」を書かせていきます。
副読本だけでは、工業と商業のなやみが書いていません。
書いていないから、班でどんな悩みがあるかを相談させるのです。
工業では、原料や電気代のねだんがあがると、赤字になったりすることや、商業では、大きな店の影響で小さな店がつぶれたりすることなどが考えられます。
(2013.12.2)