社会では「伝統的工芸品」の学習に入ります。
副読本では、堺市の包丁づくりを事例として取り上げられています。
堺市の包丁づくりについて、詳しくなる必要はありません。伝統工芸品とは何か、伝統工芸品を作るための工夫や苦労などを学べればいいわけです。
日本に昔から伝わる技術や技法を生かし、昔ながらの材料を使って職人が手づくりでつくりあげた製品。
『わたしたちの大阪3・4年下』(日文)
授業としては、次の記述を元に導入しようと思ってます。
堺市でつくられる包丁は、その品質のよさで全国に知られていて、プロの調理人用の包丁がほとんどが、堺市でつくられた包丁だといわれています。 (同上書)
この後、堺市の包丁「堺打刃物」を使ってる料理人の言葉や、包丁を作っている人の言葉などをインターネットで調べました。
堺打刃物をプロの料理人の90%以上が使っていると書かれていました。
刺身を切るときでも、よく切れる堺の包丁で切ると、おいしく食べられるそうです。
なぜ、それほどの物が作られるかといえば、昔から伝わる技術や技法を生かし、腕の立つ職人が手作りしているからでしょう。
それゆえ、跡継ぎ問題が大きな問題となっていくわけです。
(2013.12.8)