仕事に追われないために

 たまたま図書館で見つけた本、水口和彦『仕事に追われない超時間術』(中経出版2008.12)が面白い。時間術は、仕事のタイプによって変わってくる、という主張がなるほどと思えました。仕事のタイプは次の3つに分けられるそうです。

①降ってくる仕事…仕事のほうからやってくる。
②獲りに行く仕事…自分から仕事に働きかける。
③作り出す仕事…仕事がないところに仕事を作り出す。

 仕事に追われてるなぁ、と感じるときは、降ってくる仕事が多いときです。
 降ってくる仕事は、受けの仕事であり、やらなければやらないからやっているので、ストレスもたまっていきます。
 仕事に追われないためには、コントロールできることをコントロールすればいいというのです。
 コントロールできることの1つは、いつやるか、です。
 いきなりの電話や、突発的に起こる問題は、今やるしか、それとも逃げ出すかしかありません。でもあらかじめやることが分かっている仕事は、いつやるかはこちらで決められるのです。
 いつやるかを決めずに、期限ぎりぎりでやるから、仕事に追われてしまうのです。いつやるかを決めることで、仕事を自分でコントロールできるわけです。

(2011.12.10)