竜神とドラゴン

 年賀状の表書きが、今日、仕上がりました。
 何を書くかで、あれこれ調べてる中で、面白い記事をいくつか見つけました。

空想から生まれた動物たち/2 竜って何?        毎日jpより
◇東洋と西洋ではあつかいが異なる
 中国や日本の竜は神秘的な力があるとされ、雲を起こし、雨を降らすことができる。国内でも水の神として竜神をまつり、ひでりの時に雨ごいをしたり、水害の時に雨がやむように祈る習わしがあった。今も竜神や水神をまつる神社や祭りが各地に残っている。
 一方、西洋のドラゴンは悪者としてあつかわれる。東洋の竜より恐竜に近い姿をしていて、翼を持つものが多い。火を噴いたり、毒の息をはいたりする。人々に害を加え、最後は英雄に退治される。キリスト教では竜は悪とみなされていた。

 これは、伴先生が授業された「森の文明」で話されたことです。
 西洋は、焼き畑農業があるように、自然を破壊しながら、文明を築いてきました。それゆえの一神教なのです。
 一方、島国であり自然災害が多発する日本では、自分たちの無力さを知り、あらゆるものに神が宿ると考え、その神をまつることで、災いがこないように祈りました。それゆえの多神教なのです。

(2011.12.25)