インタビューに答えるために

 PTAに取材依頼されました。新企画「湯里小の名物先生 シリーズ 第1回」に、取材記事が載るそうです。
 取材で質問も教えていただいているので、今から答えを考えてみます。

【教師になろうと思ったきっかけは?】
 小学6年生の時、算数で図形の証明というのがありました。2つの図形が合同であることを証拠立てて、全員の場で説明するのです。それがうまくできた時、とても快感でした。「教える仕事もいいな」と、この時、思ったのです。
【荒井先生の授業スタイルは、どういったきっかけで始めたのですか?】
 大学時代が、授業記録や教育実践書を読みあさりました。教師の研究会に行ったり、サークルに参加したりもしました。いろいろと学ぶ中で、子どもたちから多様な意見を引き出し、情報交流した後に、自分の教えたいことを子どもたちの気付きとからめて教えていく、という授業スタイルが身についてきました。その日一時間の授業ではなく、日々の授業を通して、子どもたちの力を伸ばしていくことを目指しています。
【湯里小の子どもたちの印象はどうですか?】
 真面目で素直な子が多いです。係・委員会などの仕事ぶりに、その真面目さが現れています。PTAの皆さんが、いろんな行事に、本当に熱心に取り組んでいる姿が、子どもたちに、いい影響を与えるのだと思います。
 また、素直である、ということは宝だと思います。素直であるからこそ、多くのことを学び、吸収していくことができるからです。
【また、おもしろかった事や楽しかったエピソードを教えてください。】
 考え中。
【これから、やってみようと思っている事はありますか?】
 討論できる力を子どもたちにつけていきたいです。自分の意見を堂々ということは、ほぼできています。その次に、相手の意見をよく聞き、時には反論し、自分の主張を論理立てて話し、相手を論破できるような力をつけていけたらと思っています。
【「趣味やマイブームは授業」とおっしゃっている荒井先生ですが、休日はどの 様にすごされてますか?】
 午前中は、だいたいスポーツジムに行っています。百歳まで授業をしたいと、本当に思っているので、体力を維持するために通っています。午後からは、教育の研究会やサークルに参加するか、家でのんびりしています。
【荒井先生の授業の説明ー黒板の写真を載せたいんですが、可能でしょうか?】
 可能です。ですが、私は基本的に板書をしません。
 黒板は、子どもたちが書くことの方が多いです。
 子どもたちの意見交流の場が黒板と考えているからです。

(2009.11.9)