内側対外側の討論はいかに

 学校の土山に、ぐねぐねの道を掘り、ホースの水を流して観察させました。
 途中、「大雨です。」と言って、バケツの水を一気に流すこともしました。
 ノートの左半分に気付きを書かせ、右半分に次の問題の予想と理由を書かせました。
「川の水は、外側と内側、どちらの方が流れが速いか。」
 内側を予想した子が13人、外側を予想した子が11人と分かれました。
 明日出す、学級通信に、子どもたちの気付きを載せています。
 それらの気付きを読ませてから、次に、上記の問題の予想と理由を発表させていきます。
 今回は、学級通信に載っている気付きを根拠として、反論をさせていこうと思っています。
 例えば、内側を選んでいる子の気付きに、「とちゅうで水があふれたのは外がわだった」というのがあります。外側に水があふれるということは、外側が速いとも考えるわけです。
 内側が速いと考える子の多くの理由は、走る時、内側の方が速く走れるということを根拠としています。水だって、短い距離の方が速くなる、と言われると、これまた説得力があるかもしれません。

(2009.11.12)