大阪から東京まで行く時、車・電車(新幹線)・飛行機のどれに乗ると、CO2を少なくで行けるだろうか。
当然、電車だろうが、どの程度の違いなのだろうか。
それが分かるホームページがある。
CO2駅すぱあと チーム・マイナス6%http://www.team-6.jp/cgi-bin/exp/exp.cgi
トップページに、出発地と目的地を入力するところがあり、出発日を選んで探索すると、車だけの場合、電車だけの場合、電車と飛行機の併用する場合などのCO2使用量が分かるのである。
・車…96.2kg ・電車…10.46kg ・電車+飛行機…57.6kg
飛行機を使うと、電車の約6倍。車なら、電車の約10倍CO2を排出するわけである。
こうなると、民主党の出す高速道路無料化というのは、25%ものCO2を削減する提言に、まったく正反対な政策だといえるだろう。
では、電車がなぜそれほどCO2を出さないかというと、電車が加速するときには電気を使うが、加速後はほとんど電気を使わず惰性で動き、停車するときはそのエネルギーで電気を蓄えているのである。(小森先生から聞いた話である。) そうは言っても、田舎の人は車で移動するしかないのだが。
(2009.12.12)