5年の社会で自動車の抱える問題点をとりあげるところがあります。今回、ハイブリッドカーや燃料電池車でした授業展開を取り入れて授業しました。
「自動車が増えて困ることは、何ですか。」の発問で授業を始めました。
・地球温だん化が進む。→「地球温暖化、聞いたことある人?」多数挙手。
・エンジンの音がうるさい。→「漢字2文字で何て言うの?」騒音。
・事故が多くなる→事故が増えてるグラフを見せ、事故から人を守るために、衝突実験をし、エアーバックを車につけていることを教える。
・高速道路がじゅうたいする。
・かんきょうにわるい→「何でわるいの?」排気ガスが出るから。
・石油がなくなる→今ガソリンが値上がりし、食品の値段も上がっていることを話す。輸送によって、ガソリンが使われることを確認する。
・ホッキョクのどうぶつが死んでしまう。→「何で?」氷がとけるから。
・オゾン層をはかいする。→「知ってる人?」半数。紫外線から身を守る話、オゾン層の原因のフロンガスが禁止されていることを話す。
・道路をつくるために森や木がきられる→動物が住めなくなったり、洪水がおこったりすることを話す。
・ゴミがふえる。→廃車の山の画像を見せる。「どうしたらいい?」リサイクル。教科書の車のリサイクルの画像を見せる。
・じゅうたいがふえる
・人や自転車が通れなくなる。→車いすに乗ってる人の画像も見せる。「車いすは車に乗れますか?」乗れるように工夫した車があることを示す。
・CO2がふえて地球温暖化が進む。→「CO2を日本語で何というの?」二酸化炭素。
この後、なんで二酸化炭素が増えると、温暖化になるのかを問答したあとに、話しました。
次に、二酸化炭素排出量のグラフを見せ、運輸部門が2位であることを示します。CO2を減らすために開発された車として、まずハイブリッドカーを示し、仕組みを教えるために、ゼネコンを使った実験を見せ、子どもたち全員にもさせました。
ゼネコンと蓄電池だけでできます。
予定では班の机にして、実験させるつもりでした。でも、ゼネコンは6台で、班は8班あります。そこで、列の先頭に1台ずつ渡して、4列で4台。2人ともやったら、後ろの列の子に渡すように言いました。あと2台の内1台は、一番後ろの列の運動場側の2人渡し、終わったら横の人に渡すようにいました。残り1台は、後ろから2列目の廊下側の2人に渡し、これも終わったら横の人に渡すように言いました。班にしなくても、実験を順番にさせる方法はあるものです。
(2007.11.9)