キロメートルの導入

 3年算数「長さ」で、キロメートルを教えました。キロはフランス語で1000倍という意味があるそうです。

1000mを1キロメートルといい、1kmとかきます。
キロメートルも長さのたんいです。      1km=1000m

 教科書の定義を写させました。早い子の1人に立たせて後ろを向かせ、ノートを読ませました。正しく写せているかをチェックするためです。
 kmの「k」の筆順を確認し、空書き・指書き・なぞり書き・写し書きをさせました。この後、①~⑩まで問題を出しました。
 1行に1問書くこと、問題と問題の間は1行開けるように言いました。
 ①~⑤は一緒にやりました。②を書く時は、1行開けているか隣の子に確認させました。

①1000m=1km ②2km=2000m ③8000m=8km ④6500m=6km500m ⑤2km500m=2500m

 ⑥~⑩は子どもが自力で解きます。「まだ書きません。問題を見ながら答えを頭の中で考えておきなさい。」と言っておきました。こちらが問題を書いている時にさせると、あっという間に終わらす子が何人も出てきて、ノートを持ってくる時に列ができると想定したからです。

⑥5km=5000m ⑦4530m=4km530m ⑧3km40m=3040m ⑨8365m=8km365m ⑩7km1m=7001m

(自力でさせる1問目は、一番やさしい問題になってます。)
「⑧までできたら持ってきます。」
 持ってこさせて、○か×をつけるのは、⑧の問題だけです。
 1回目のまちがいは、「ちがいます」だけ言って×をつけます。
 2回目のまちがいの時は、少しだけヒントを言います。
 よくあるまちがいが3400mですから、「40mが400mなったら変じゃん。」というようなヒントを出します。
 次に⑩までできたら持ってきます。7100mというまちがいが一番多かったです。⑩を正解した子から、⑥⑦…⑩の順で、板書させていきました。
 それ以降の子には、「自分で問題を3つ作ってごらん。」と、問題作成を指示しました。問題を書いてきた子には、その内、1問を書くよう指示しました。
 最後、答え合わせをして、1時間の授業が終わりました。
(2007.11.13)