道のりの問題作り

 3年算数「長さ」の続きです。
「4km20m=」と板書し、読ませた後、何mになるかをノートに書かせて持ってこさせました。昨日の復習です。
 やはりというか、予想通り、何人も何人もまちがいます。クラスの約半数が、まちがいます。昨日、まちがわずに正解した子が、今日はまちがったりしていました。それだけ、この問題は難しいということです。
 次に、教科書の文章問題を読ませ、写させて、一緒にやっていきました。
 その次が、問題作りです。教科書の絵地図を見ながら文章問題をノートを印刷した用紙に書かせました。
 名前と問題を書けたら持ってこさせ、次に持ってきた子の問題と交換させます。
 解けたら、作成者に○をもらい、新たな問題を作るのです。
結局、この後の時間は、全て問題作りをさせました。活動を途中で切ることもできなかったのです。
 子どもの問題は、難しいものが多かったです。でも、引き算の問題は1問もありませんでした。例示してない問題は作れないのは、仕方ないかもしれません。

・ 南町えきからゆうびんきょくまでは何mですか。また、何km何mですか。
 式 300+200+300+500=1300 答え 1300m 1km300m   (生田)

 生田さんの問題は、「道のり」という言葉が抜けています。

・ ぎんこうから南町えきまでの道のりは、何mですか。
 式 250+400+200+300+200+300=1650 答え1650m (大杉)
・ ゆうやさんの家から東町えきまでの道のりは、何km何mですか。
 式 700+300+200+400+200=1800 1800m=1km800m (北岡)

 何mかだけを聞いてるものと、何km何mかだけを聞いてる問題です。

・ 東町えきから市やくしょまでの道のりは何mですか。
 式 200+400+200=800  200+300+500=1000
 答え 800mと1000m                  (光田)

 光田くんの問題は、答えが2つ出てきます。というのも、東町えきから市やくしょまでの道が2通りあるからです。答えを1つに限定させたいなら、「東町えきからゆうびんきょくを通って市やくしょに行くまでの道のりは、何mですか。」というような書き方をしないといけません。

・ ゆうびんきょくからぎんこうにいって、ぎんこうからびょういんに行って市やくしょに学校をとおって、ゆうやさんの家に帰ります。何mでしょう、また何キロメートル何メートルでしょう。
 式 300+250+250+400+200+300+700=2400 答え 2400m
 式 2400m=2km400m 答え 2km400m (藤田)

 藤田くんのは、どこを通るか意識している問題ですね。

(2007.11.14)