対応する辺を見つけるには

 算数では、合同な図形の学習をしています。

 上記2つの四角形は合同なのですが、ひっくり返して重なる合同な図形です。
 対応する頂点や角は、なんとか分かっても、難しいのが対応する辺です。
 辺ADと対応するのは、辺HEです。辺EHと書くと、間違いになります。
 これは、まだ線対称な位置にあるので、分かる子には分かります。でも、この図形がバラバラの向きに置かれたら、分からない子が続出するしょう。
 どうしたらいいか、頭の片隅で考えていると、帰路にいい方法を思いつきました。これなら、まちがえないという方法です。
 片方の四角形の中側に、対応する角の記号を書くのです。(角が重要)
 角Aに対応するのは、角Hなので、Aの内側にHと書かせるのです。これを4つの角ですると、対応する辺は一目瞭然で分かるのです。

(2012.5.8)