ユニセフの授業

 6年道徳でユニセフの授業をしました。
 大恵信昭氏「マンホールチルドレンとユニセフの援助」と、甲本卓司氏「ユニセフの授業」を合わせて、追試しました。
 最初に見せたのが、下の2枚の写真です。
「2枚の写真を見て、気がついたこと・分かったこと・思ったこと、または推理したことを書きなさい。」

・地下でくらしていると思う(乾)      ・車が走っているのであぶない。(久田)
・どうろのすぐちかくのマンホールに入っている。(小島)
・右の写真の子は天然パーマ(奥原)     ・道路工事をしている(荒田)
・人がいるのにふつうにしている。(石田)  ・右の男の子が笑ってる。(小西)
・ホームレスだと思う(三宅)  
・マンホールの中に流れている水をのもうとしてる(宮田)
・あの穴の中に何か売れるものがあると思う。(田中)
・マンホールにおちそうな人がいる。(糸井) ・どっちも子ども。(藤本)
・マンホールにおちている。(早川)     ・小さい子が穴の中にいる(浮島)
・穴はマンホール?(舩倉)         ・たぶん家がない。(上田)

 発表させる中で、いろんなことを子どもたちに聞きました。
「マンホールのふたが、なんで丸いか知っていますか。」(落ちないため)
「この子どもは、マンホールで遊んでいると思う人?」
「なんで地下でくらしてるのかな。」
(出た意見:家がないから、安全のため、隠れるため)
 この後、マンホールチルドレンのことや、ユニセフの活動について、授業を進めていきました。ユニセフの正式名称が国際連合国際児童緊急基金であることも教えました。歴史で習った国際連合がここでも出てくるのです。
 世界の人口が何人か。世界に国がいくつかあるか。ということは子どもにとって常識ではないみたいです。
 ちなみに世界の人口は約65億人、世界の国は約190カ国です。

(2007.12.20)