「良ちゃん」の導入

 甲本先生の「良ちゃん」の授業を追試しました。(もう何回もしています。)
「目の不自由な人が困ることは何ですか。」
というマルチ発問を昨年から入れるようにしています。
 その答えの中に、「自転車に乗れない」というのが出れば、そこから、良ちゃんの授業につなげていきます。(出なければ、こちらから聞きます。)
 今回は、上記のマルチ発問につなげる補助発問をしました。

 Googleから見つけた点字ブロックの画像を提示します。
「これを見たことがある人は黙って手をあげましょう。」
 たくさんの手が上がります。
「これは何ですか。」
 手をあがった子の一人を当てて、答えさせます。
「点字ブロック」
 点字ブロックを画像の下に書き込み、みんなで読ませます。
「点字ブロックがあるのはは、誰のためですか。」
「目がわるい人。」
「目の不自由な方のものです。モノをおかないで。」
と書き込まれた点字ブロックの画像があったので、それを見せました。
「今日は、目の不自由な人のことを勉強します。」
「目の不自由な人が困ることは何ですか。」
というように、授業に入っていったのでした。

【今日学んだこと】より
・目の不自由な人はもじも見えない人も見えないだからいろんなこともできないでおやや、友だちのささえで目の不自由な人でもがんばればなんでもできるとしった。だからやるまえから「できない」とおもいこまないでどんどんいろいろなことをしていこうとおもいました。(大西)
・今日は、ビデオで目の不自由な人のことについてみました。6年生の最後の運動会で友達のおかげで全力しっ走できました。そうやって助けてあげる友達はすごいと思いました。(田中)
・目の見えないりょうじくんは、小さいときに、ちゃんとじてん車にのれていたすごいと思った。6年生の運動会では、ぜんりょくではしっているりょうじくんのさきには、友達がしっかりついていたりょうじくんは、やさしい友達がいたから、リレーでもがんばれたんだと思います。(辰巳)

 良司くんのがんばりだけでなく、周りの助けの大切さにも気付くことができたようです。

(2006.12.6)