上皿てんびんの実験

 5年理科「てんびんとてこ」で、初めて上皿てんびんを使わせます。
 1回目は、ものの重さを量らせました。

 ①鉄釘 ②ゴム栓 ③木のコルク ④画鋲 ⑤自分が選んだもの

 今日2回目は、決めた重さを量りとることをさせます。
 いろいろな物の1gを量らせようと最初は考えていました。
 食塩1gと鉄粉1gでは、量が全然違うはずです。
 でも準備をしながら、次のように量らせることに決めました。

 ①食塩1g ②食塩2g ③砂糖1g ④砂糖2g

 食塩と砂糖2種類にしたのは、準備がしやすいということで決めました。
 食塩と砂糖を小さなビーカーにそれぞれ適当に入れて渡します。
 使うビーカーは、各班2つ。8班ですから計16個です。
 4つとも違う種類のものをするとなると、ビーカーが32個も必要になります。
 準備物をなるべく少なくすることは、とても大切なことです。
 食塩と砂糖だけでも学べることはたくさんあるはずです。
 同じ1gでも、食塩と砂糖の量は違うこと。
 2倍の量の違いにも気付くことができるでしょう。
 発展として、鉄粉1gを教師が量りとってもいいわけです。

(2005.11.7)