前述の本に、敬語やマナーに関することが載っていたので、引用します。
敬語やマナーがきちんとしていないと、クレームなどでも遠慮会釈もなく攻撃されてしまいます。つまり、非常に無防備な状態なのです。
柔道でも受身から教えます。攻撃方法よりも防御方法から教えないと怪我をしてしまうからです。
逆に敬語やマナーがきちんとしていると、相手も攻撃しにくいですよね。
敬語やマナーは、自分の身を守るために身につけるものなのです。
学校や家庭で、敬語やマナーをきちんと教えてるとは、言えません。
お金持ちとか上流といわれる人たちは、そういう敬語やマナーを習っています。
また、敬語やマナーを使う場も多いから、身についていくのです。
一般のわたしたちは、敬語やマナーをおざなりにしか学ばず、そして、使う機会も少ないのです。
子どもがいれば、親や教師に敬語を使わせる、ということが、子どもの身を守るために必要なわけです。
教師自身・私自身、敬語やマナーを身につけているとはいえないのですが。
(2005.12.18)