石油の授業の流れ

 石油の授業をしました。流れを箇条書きしてみます。

①バランスイーグルを見せる。(指にのる。やじろべえの原理。)
②バランスイーグルが何でできているか問う。(プラスチック・石油)
③「石油・石炭・天然ガス・ウラン・水という資源は第一次エネルギー」
 「電気は、第2次エネルギー」を板書。
④「資源別の発電量の割合」を見せる。(前回の授業で使った「限りある資源」(TOSS№2140201)の続き、石油は全体の10%。)
⑤「石油はなくても大丈夫かどうか」を○×で聞く。理由も問う。
⑥「石油に関係あるものはどれか」を代表者一人に選ばせる。(「めざせ石油王」(TOSS№2140193)より。)
 スマートボードをドラッグして、判定ボタンを押す。(全てが石油製品である。)
⑦石油がどのようにして作られているか続きを見る。
⑧ナフサから多くの石油製品が作られているかの証拠のページを見せる。
 (石油化学工業協会のページhttp://www.jpca.or.jp/02_f.htm)
⑨石油があとどのくらいあるのか予想させる。(「限りある資源」の続き。)
⑩「あと40年しかない石油の代わりができるものはあるだろうか」と問いかける。
⑪「天然ガスで代わりができるか」「石炭で代わりができるか」「電気で代わりができるか」を問う。
(「大切な石油」TOSS№2140185の問題11から使う。)
⑫「その石油がどこから送られてくるか問う。」(「大切な石油」の問題5)
⑬石油タンカーに関するクイズを数問解く。(タンカーの往復時間。タンカーの長さ。タンカーの高さ。タンカーの装備。など。)
⑭石油が枯渇したらどんなことが起こるか見る。(「石油危機の恐ろしさ」TOSS№2140192)
⑮「石油がなくても大丈夫かどうか」を再び聞く。
⑯石油についての感想を書かせる。

「石油がなくても大丈夫かどうか」ではなく、「石油はなくてもいいかどうか」を問うた方がいいかもしれません。
 内容としては、新しく出てくることばかりで、難しいかもしれません。
 今日は6年生に授業しましたが、4年生に理解できるかどうかが分かりません。
 でも、資源には限りがあり、その資源のほとんどを海外に頼っているのが日本である。
 そのことを国民全てが自覚しておかなければいけないのです。
 実際、石油がなくなれば、多くの人が生きていけないでしょうね。

(2004.11.8)