黒板に2種類の意見を書かせる

 石油の授業をさらに修正して、授業をしました。以前の授業より授業らしくなったな、と思っています。改善点を列記してみます。

①石油の実物(といっても灯油)をペットボトルに入れて、見せた。
②石油の採掘の仕方を見せた。(石油開発ABChttp://www.japt.org/abc/より)
③○×を押しに来る時、ルールを決めた。(1,2班を1列で並ばせ、1班 が終わったら、3班が並ぶというように。)
④○や×を押しすぎても次の画面に行かないようにした。(右上に透明ボタ ンをつけて、私が画面を送れるようにした。)
⑤石油がないと困ることを左に、自分にできることを右に板書させた。
⑥一番困ることをさらに出させた。(「自動車が乗れないより困ることがあ る人?」というように聞いていった。)

 ⑤の他は、全て、授業を改善してくれました。
 前は子どもの意見を板書させてなかったので、⑤のように板書させてみたのですが、左だけ、右だけに書かせると、子どもがこみあって、書くのに時間がかかりすぎました。
 どうすればいいか、授業後に思いつきました。
 石油がないと困ることを書かせる時は、黒板に白丸を15個書く。(先着15人に書かせる。)黒板は全面を使うけれど、白丸は15個だけなので、白丸と白丸の間隔は大きく空くことになります。
 授業の最後の方で、自分のできることを書かせる時は、白丸と白丸の間に、黄色の○をつける。そして、先着15人は黄色丸の下に書かせるのです。
 こうすれば、黒板全面を広々と使うことができます。

《4年生の感想》
・今日は石油の事を勉強をしてもう石油がなくなって生きれなくなってしまうから石油をあまり使わなくしようと思いました。(松井)
・せき油が、わたしたちのいきているあいだに、なくなるなんて、ビックリしました。わたしは、わたしのまごのまご、まであると思っていました。ビックリです!(山下)
・石油がなくなるとすごくこまるということがわかった。石油をつかわないで生活してもわるくないということがわかりました。(かのう)
・石油を使わないといろいろな物が作れない。でも石油を使ったら自然がこわれる。石油が40年ぐらいでなくなるからもっと石油をためてたらもっと続くかもしれない。ジュースがのめなくなると人間が死んでしまう。(さの)

(2004.11.24)