3年生算数「水のかさ」「長さ」「重さ」の発展問題として、次のような単位を扱いました。「cl」「dm」「dg」「cg」「mg」です。
・デシ【deci】(ラテン語で10番目のdecimusから)10分の1を表す単位の接頭語。記号d
・センチ【centi】100分の1を表す単位の接頭語。記号c
・ミリ【milli】(ラテン語で千の意のmilleから)1000分の1を表す単位の接頭語。記号m
「cl」「dm」「dg」「cg」という単位は、日本ではあまり使われていません。でも、海外では、使われているところもあるのです。
この単位を発展問題として、私が扱う理由は、単位換算のしくみをとらえさせるためです。
例えば、1m=100cm 1cm=10mmという単位換算の仕方は、統一性に欠けます。100分の1と10分の1に分ける必然性がありません。
でもここに、dmを加えると、1m=10dm 1dm=10cm 1cm=10mmというように、10分の1ずつ単位換算できるのです。
(2004.12.18)