募金活動をするために、代表委員会の場で、5分程度の授業をしました。
甲本卓司氏のフラッシュコンテンツ「命を救う魔法のORT」をしたのです。
授業プランが見あたらなかったので、TOSSランドの追試実践を参考に、写真に合わせて、やってみました。
(1枚目、七五三の写真)
どこの国の子どもですか?(正解は日本)
(2枚目、白黒写真)
どこの国の子どもですか?(発表、いろんな国が出る。)
正解は、今から3分後ぐらいに分かります。
(3枚目、人が武器を持っている写真)
今、いろんな国で戦争が起こっています。この戦争のため、子ども達は、家族を失ったり、食べ物が食べられなかったりしています。
(4枚目、2人の子どもの写真)
12月25日、サンタクロースはプレゼントをもって来てくれなかった。
この間、占いをしてもらったら、「ママにまた会える」って言われたの。
この子は、今ママと一緒なんですか。
ママと離ればなれなんだね。
(5枚目、バングラディッシュ洪水の写真)
洪水があったり、
(6枚目、エルサルバドル地震の写真)
地震があったり、
(7枚目、子ども達がテントの前で座っている写真)
いろんなことで、たくさんの子どもが、親と離れたり、食べるものがなくて困っています。
ここで問題です。
今、世界中で、1日に何人の子どもが亡くなっている、死んじゃっているでしょうか。
400人、4000人、40000万人
どれか選んでください。
いいですか、1日ですよ。1年や1ヶ月じゃないよ、1日でだよ。
実は、世界中で1分間に27人、1日では40000万人の子ども達が亡くなっているのです。
(8枚目、5歳になる前に命をうしなう子どもの割合の図)
赤や黄色の国で、たくさんの子どもが亡くなっています。
(9枚目、死因の円グラフ)
55%の人が栄養不良で亡くなっています。
また、げりで亡くなっている子も多いです。
安全な水がないのです。川や池の水をのんで、おなかをこわして、そして死んでいくのです。
でも、あるものがあれば、多くの子ども達は助かります。
(クリックでORTが表示、さらにクリックで拡大)
ORT、経口補水療法です。
ORT、みんなで言ってみましょう。さんはい。
(10枚目、ORTの写真)
このORT1つで、1人の子どもの命が助かります。
水と砂糖と塩でできています。
(クリックで、ORTを飲ませてる写真が出る。さらにクリックで、栄養補助食を子どもに与えてる写真が出る。)
このORT1ついくらで作れるでしょうか。
(11枚目、①10円②1000円③100000円の選択肢)
①10円②1000円③100000円(手を挙げさせる)
(クリックで、10円がアップ)
10円募金することで、1人の子の命が救えるのです。
100円だったら、10人の子の命が救えるんだよね。
(12枚目、阪神大震災の写真)
何の写真か分かりますか。
そう、阪神大震災の写真です。
(13枚目、炊き出しの写真)
この時、日本はたくさんの国から募金をもらいました。
(14枚目、戦後の焼け野原の写真)
50年前の日本の写真です。戦争で焼け野原になっています。
(15枚目、給食の白黒写真)
この時、日本はたくさんの募金をもらいました。
きみたちのおじいちゃん・おばあちゃんが世界の国の募金によって、救われたんですね。
(16枚目、2枚目と同じ写真)
最初に出てきた写真です。実はこの写真、日本なのです。
日本は昔、世界の国から募金をもらっていたのです。
今日本は豊かになっています。
今度は、日本が世界の国にお返しをする番ですね。
募金の意義を知ってから、募金活動をしてもらいたかったので、この授業をしたのです。全校相手にしてもいいかもしれません。
(2003.11.6)