今日、跳び箱をしました。
今まで一度も跳べなかった3名の子が、向山型で教えると、すぐに跳べるようになりました。
男の子2人は、跳び上がるように喜んでいました。
もう1人は女の子なので、おしりを持ち上げるやり方はやっていません。
向山A式をやらせた後、跳び箱の横に1段の跳び箱を2個置き、その上に立って、前の跳び箱に手をついて、跳ばせてみました。
これは、手に体重がかかるので、向山B式をやれない場合、いい方法なのです。 両脇の跳び箱をできるごとに、後ろにさげていきます。
それもだいたいできるようになってから、向山B式の変則型をやりました。
おしりを持ち上げるのではなく、背中を押してあげるのです。
体重の軽い子なら、これでも、跳び越えさせられます。
数回やった後、1人で跳ばせてみると、見事、跳ぶことができました。
できない子を目に見えてできるようにさせるのって、教師にとっては快感です。 向山式跳び箱指導法は、やはりすばらしいです。
跳び箱に限らず、他のことでも、わずかな指導で、すぐにできるようになる、そんな指導法を知りたいものです。
(2003.12.1)