「くらしと自動車」の学習は、千島章氏の「自動車を作る工業・・・全12時間」(http://www.geocities.co.jp/NeverLand/4134/kuruma.htm)を追試しています。
【第1時】
「知っている車の名前をノートに書きなさい。」
ベンツ・ポルシェ・タクシー・トラック・スカイライン・バス・パトカー・救急車・ミニクーパー・セルシオ・ペルシア・リムジン・ワゴン・ビッツ・スポーツカー・消防車・オレッセ・スカイライン・パノーラ・カローラ・オネッシャ・K4(私も知らない名前の車が多くあります。)
「知っている自動車会社の名前をノートに書きなさい。」
トヨタ・日産・三菱・ダイハツ・マツダ・ホンダ・スズキ・ヤマハ・モリタポンプ(今度、見学に行く消防車を作っている会社です。)
「車に使われる部品の数は、何個ですか?」
正解は、約3万個。教科書からすぐに答えを見つけていました。
この後、千島氏命名のタローラという紙の車を作って、作成時間を計りました。
早い子で5分代、遅い子で20分近くかかりました。
作業が入ると、子どもはのってきます。
このタローラ作りが、授業の伏線となっていくのです。
(2001.11.15)
【第2時】
千島氏の発問を微妙に変えました。
千島氏「車を作っている人にとってはどのようなことを考えて車を作っているでしょうか。」
↓
私「車を作っている人は、どんな車を作ろうとしているか?」
どんな車という形でノートに書かせていきました。
はやい車・おそい車・でかい車・安全な車・とぶ車・じょうぶな車・かっこいい車・スポーツカー・こわれない車・安い車・ねだんが高い車・速くはしれる車・ガソリンを使わないでいい車・小さな車・大きな車・光をよける車・はいきガスの少ない車・おそい車・環境にいい車・喜んでくれる車・ソーラーカー・自然電力の車・べんりな車・よろこんでもらえる車
千島氏「買う人はどのようなことを考えていますか。」
↓
私「車を買う人はどんな車がほしいか。」
かっこいい車・じょうぶな車・とぶ車・速い車・こわれない車・スポーツカー・ねだんが安い車・部屋がある車・海にうく車・宇宙にもいける車・トイレがある車・人間が何人でも乗れる車・きれいな車・ガソリンを使わなくていい車・はいきガスを出さない車・免許がいらない車・運転しなくていい車・乗りやすい車・特殊機能のついた車・好きな色の車・ガソリンが少なくていい車・リサイクルした車・エアーバックがついている車・クーラーがついている車・安全な車
今回は、3つ書けたらノートを持ってこさせ、
「先着10人まで。」
と言って、10人持ってきた段階で、発表させました。
今回の授業記録は、ノートにたくさん意見を書いている3名の子のノートコピーを元に書いています。
ノートの評価は、簡単です。
1問目で何個書き、2問目で何個書いたかは、名簿に記録しておきます。
1問目・2問目の合計数が、9個以下ならB。5個以下ならC。10個代はA。20個代はAA。30個代はAAA、となります。
コメントはめったに書きません。
時間がかかるからです。
次の授業では、タローラ作りをもう一度します。今度は、早く作るための方法を考えてから作らせるのです。
(2001.11.16)