10時に寝たのですが、突然、目が覚めてしまいました。
時計を見ると、まだ12時です。
もうちょっと寝なくてはと思い、目をつぶるのですが、今日の学級活動の公開のことや、明後日のおばけやしきのことで、あれこれ考えてしまい(どちらかといえば不安)、寝付けません。
12時半、眼鏡をかけ、この前、図書館で借りた次の本を読み進めました。
飯田史彦『ブレイクスルー思考~人生変革のための現状突破法~』(PHP)1999/11/19
飯田さんの本は、ほとんどが借りられていました。たまたま残っていた2冊の本の内、これを借りたのです。今の私の現状がわかっていたかのような、出会うべくして出会った本とも考えられます。
ブレイクスルー思考
目の前にある壁(問題や障害物)そのものに価値を見出し、すべて「順調な試練」として受け止めることにより、その壁を自分の中に吸収しながら成長をはかり、一見閉じられているかのように見える状況を楽々と突破していくような発想法。(P59)
なるほどな、と思えるけれど、この思考法が腑に落ちてるわけではありません。 目が覚めて眠れない時、この本の続きに、今の私の現状を何とかしてくれるヒントが書かれているのではないか、という期待が生まれました。
そこで、眼鏡をかけ、本の続きを読むことにしたのです。
落胆による破滅を防ぐ方法
(中略:荒井)
(1)期待しない
そもそも期待などするから、落胆する危険性が生まれるのです。したがって、「ほかの誰に対しても、なにも期待しない」という方針を守り抜くことさえできれば、落胆することもありません。逆に、もしも誰かからなにか嬉しいことをしてもらえた場合には、すべて「予想外の喜び」となるので、その可能性も大きさもふくらむわけです。「期待していないから落胆もしない」という安心感は、思いのほか大きいものです。
今の私には、この「期待しない」という方針がぴったりかもしれません。
ただ、「期待してない」ということを相手に対しては言わないようにしようとは思っています。期待しないで、予想外の喜びを得られば幸いです。
相手に期待しないのですから、最終的に、自分一人で最後はするんだ、という覚悟がいります。
おばけやしきの準備にしても、子どもに期待すると、「なんで、まじめに準備しないんだ」と腹が立つでしょう。「期待しない」でおけば、ちょっとでも取り組んでいる子に感謝できそうです。(これで、いきましょう。)
(2001.11.19)