今日の体育は、準備体操の後、ふえ鬼。
その次に、赤対白のバッカン(タッチしてジャンケン、負けた方がすわる。味方に頭をなでられたら生き返る。)をしました。このバッカンのいい所は、結構、長い時間やってもゲームが終わらないところです。
このバッカンをさせてる間に、次の障害物競走の用意をしました。
3クラスの2列で、6人走者。
用意できたのは、フラフープと、短なわと、ハードルと、コーン。
最初にフラフープを持って身体を通し、次に短なわで10回跳びます。
『二重跳びなら、5回でいいです。』
ハードルは、くぐる見本と跳び越す見本を示しました。
跳ぶ自信のない子は、くぐることでしょう。
ハードルをくぐるか飛び越えるかして、コーンを回って、後は走って帰ってきます。そして、1位の子は、一番右端の列の後ろに並びます。2位は右から2列目です。どうなるわけでもないですが、順位によって、並ぶ場所が変わるというのは、少し達成感がありそうに思えたからです。
リレーではありませんから、前の走者6人全員がハードルを越えたところで、『用意、ピッ!』と、スタートの合図を出しました。
だから、リレーよりテンポは速いわけです。
各クラスの人数は、気にせず、1巡・2巡としていきました。
走る相手もわずかですが、変わっていきます。
チャイムが鳴る近くに、まず「とびなわ」を片づけました。
これで、走るスピードが変わります。
さらに、フラフープを直しました。
ハードルとコーンだけは最後まで残して、
『今から、1回走ったら、ゴールして帰っていいです。』
ハードルを越え、コーンを回り、ゴールするその勢いのまま、教室に向かうわけです。
障害物走の障害物を徐々に減らしていく。
変化のあるくり返しですが、授業終わりには、障害物を増やしていくよりも、減らしていく方がいいようです。
障害物を減らすことで、次々とテンポよく走れます。子どもも今まで障害物のために思いっきり走れなかった所を思いっきり走れます。
また、障害物を減らしていく中で、体育用具も片づけていくことができるわけです。思いつきながら、いい思いつきだと思ったのでした。
(1999.12.6)