スムーズに行く時もある

 昨日より今日は落ち着いてるな、と感じた。
 何より、運動場での体育がスムーズに出来た。2人、勝手にウロウロしてる子もいたが、この際、放っておいた。
「着替えたら、運動場でなわとびの練習をしておきましょう」
と、板書していたので、数人がなわとびをしていた。
 何をやるかをとにかく明示しておくことは、大事なようだ。
 最初、私は、水で直径2mほどの円と、直径3mほどの円を描いた。
 はじめは人数が少ないので、小さい方の円に入れ、「島鬼」を始めた。最初は私が鬼で、私に引っぱり出されたらその子も鬼になるのである。
 円の子は、真ん中にお互いの身を寄せ合うので、冬向きの遊びである。
 人数が増えてから、大きい円にうつった。
 そのあと、ふえ鬼をした。
 いきなり笛をふいて、終了するのではなく、
「残り、10秒!10,9,8,7,…2,1、ピー!」の方が、鬼も最後の追い込みをするし、逃げる方も必死になっていた。
 次は、行く場所を指定して、運動場を走らせた。
「最初は、ジャングルジム、次に登り棒、次が飼育小屋。」
 それらにタッチして、一周してくるのである。
「運動場一周!」
と、ただたんに言うと、内側を走ってずるしそうだからである。
 女の子数人が走らず歩いていたのが気になった。(何も言わず。)
 次に、サッカーボールのドリブルで一周。
 戻ってきた子に、「二人組作ったら、すわる。」と言い、さらに「ボールは1つなおしてきなさい。」と指示した。
「最初は50cmのパスです。」
 いちいち縦に並べても時間がかかりそうなので、距離でいっていた。
 しばらくして、
「次は1m。」
 さらに、3m→10m→20mと、距離を増やさせていった。
 最後に、たまご割りサッカーのやり方を子どもら演示させて、攻撃・守りの5分交代でやった。
 5分前に集めて、片づけて、ちょうどチャイムとなった。

 ところで、今日は体育のことを書きたかったのではなかったのだが、つい書いてしまった。
 あと2つ書きたいことは、また明日にでも。

(1998.12.16)