6年の『にんげん』の本に、「江戸時代の日本と朝鮮」という題の教材文が載っています。7ページに渡る文章を1時間で終えたかったので、次のように授業をしました。
①教師が読んでいった。
②途中、途中で、教師が指定した文に線を引かせていった。
③線を引かせるごとに、その文を子ども達で一斉読みさせた。
④全文を読み終えた後、線を引いた文だけを立って1回読ませた。
⑤列指名で、線を引いていった文を1人ずつ言わせた。(10カ所で10人)
⑥線を引いた文の中から、1つの文を選んで、ノートに抜き書きさせた。
⑦抜き書きした文から、気付くこと・思ったことを書かせた。
ノートを持ってこさせる時は、
「5行以上書けた子から持ってきなさい。」
と指示しました。提出した子には、帰る用意をさせたのです。
しばらくたってから、4行以上・3行以上・とにかく書けてたら、というように条件をゆるくしていったのでした。
(2002.1.22)