どこの学校でもよくやっている「子ども祭り」。
今の学校では「わんぱく祭り」というが、今まで一番やり方がよかった。
まず、2年~6年までが店を出していた。各学年4学級だから、20店あるわけである。店が多ければ、一つの店に人が集まりすぎるということもないし、子どももいろんなことを楽しむことができる。
次に、賞品をなしにしたこと。賞品なしでも、子どもは楽しみのためにやる。カン釣りにしても、挑戦すること自体が楽しいのである。賞品なしだと、各クラスで賞品作りをしなくてもいいし、もらった賞品が廊下や教室に落ちてるということもない。
3つ目、実はこれが一番のポイントだったな、と思う。
それは、時間の設定である。
今まで行って来た学校の「子ども祭り」では、店を回る時間が30分ほどだった。店を1,2軒しか回れなくて、不満足そうな子が多かったのである。
しかし、今の学校では、店を回る時間が1時間もあるのである。
だから、平均で8店ほども回ることができるのだ。
これから勤務することになる学校では、「店を回る時間1時間」というのを提案していきたいと、思う。
(1998.6.13)