スウェーデンのローランド先生が、川島氏に語った教えです。
朝早く研究室へ行って、他の人たちがやってくる前に、一つ仕事をかたづけなさい。
(2001年7月22日の考現学でも紹介した言葉です。)
改めてこの言葉について考えてみます。
「朝早く」です。夜、残って一仕事片づけるより、他の人たちがやって来る前の朝早くの方がいい、ということです。
何となく分かるような気がします。(自分が実行していることだからです。)
まず、仕事に加速がつきます。他の人よりスピードがついてるわけです。
次に、自分に対して誇りが持てます。表現はわるいですが、(おれはお前らが来る前に一仕事終わらせてるんだぞ。)という気持ちを持てるわけです。
「一つ仕事をかたづけなさい」というのは、朝早く行くだけでなく、何か形に残ることをしてしまえ、ということです。要するにアウトプットです。
以前紹介した「人の脳は、アウトプットでしか変わらない」に通じます。
いろんなアウトプットをしながら、この一年をすごしていきたいものです。
(2006.1.1)