磁石と電磁石

 6年理科「電磁石のはたらき」は、ロボドック作りを入れているためか、学びという要素よりも、工作という要素の方が強くなってしまいます。
 担任であれば、図工と兼ねて行ってもいいぐらいです。
 それでも理科教師としては、学びを入れながら、作る作業をさせていく必要があります。
 第1時では、電磁石の定義を教え、どんな物に電磁石が使われているか教えました。そして、ロボドックのセットを渡し、箱に記名、材料の確認。作ったものは、乾電池ボックス・スイッチ・ビニール導線4種を配線プラグにつなぐこと、の3つです。(ビニール導線のビニールをむくのも時間がかかります。)
 第2時では、方位磁針(コンパス)作りから始めます。
 でもその前に、ノートで磁石についての学習をしようと思ってます。
「磁石にはどんな働きがありますか。3分で3つ書けたら合格です。」

① 鉄を引きつける。
② N極とS極があり、同じ極どうしはしりぞけ合い、(N←→N S←→S)
           ちがう極どうしは引き合う。 (N→←S)
③ N極は北をさし、S極は南をさす。

 電磁石が上記の3つの性質を持つことを押さえて、ロボドック作りを進めます。

(2006.1.18)