授業のチャイムがなってから、習字の用意をさせた。
まずは、道具の置き方。硯は右、真ん中に習字の下敷き、左に手本である。習字の場合、全員、右手で書かせる。(高嶋氏がその方がいいとおっしゃっていた。)
今までは半紙を3枚配って書かせ、その中から清書の1枚を選ばせていた。しかし、今回、やり方を変えた。
まず、1人に1枚半紙を渡した。(班ごと配っていった。)
姿勢(机との距離、グー2個分)や筆の持ち方(下の方を立てて持つ)を教えたあと、いきなり清書である。
そして、私はひたすら机間巡視をする。
その私に、「合格」と言われた子は、名前を書く。(子ども達には、手本用の名前を配っている。ワープロで作ったものを拡大したものだ。)
「書き直し」と言われた子は、その半紙を折り畳み、新しい半紙を私からもらって書き始める。これを「合格」と言われるまで、くり返す。
名前も書き終わった子は、もう片づけである。
片づけも終わったら、本を読んで待つように言っておいた。
何度「書き直し」ても、「合格」にならない子は、私が手を添える。筆を置く場所を私が言うので、なかなかうまい字になるのであった。
これでいいのか?
(1998.6.18)