サークルは学びの宝箱

 昨日のサークル例会は、勉強になった。とっても得したのである。
 考現学の中で、「こんな習字でいいのか」というのを書いた。それを読んだら、原田さんがいいやり方を教えてくれた。

《原田式習字法》
①子どもが墨をすっている間に、教師が半紙を1人に6枚ずつ渡していく。②子どもはもらった半紙を(習字の)下敷きの下にいれておく。
③まずは、練習手本を見て、横線・縦線・点・うずまき線などを書く。
④次に、今日の字を書いていく。
⑤書いた字は、机の横のせんたくばさみに貼って、つるしておく。
⑥書いたものから、1枚選び、清書とする。

 私が初めて知ったことは、半紙を下敷きの下に入れておく、ということ。
 もう一つは、横線・縦線・点・うずまき線などの練習をするということ。
 この2つである。この2つを知っただけでも、サークルに参加した価値があるというものだ。
 さらに、山本壮峰氏の学級通信に書いてあった「シンクロ前転」というものも初めて知った。これは、ぜったいにやってみたい、と思った。

《シンクロ前転》
①マットを4枚ほど縦に並べる。
②ジャンプしてから前転する。
③1人目の子が2回目ジャンプするとき、次の子も一緒にジャンプする。そして、同時に前転をする。
④その次、前の2人がジャンプをするとき、3人目の子もジャンプし、同時に前転をする。

 息がうまくそろえば、とっても美しいそうである。ぜひ、やりたい。
 山本さんからはその他に、「2,3人一緒に前転」という方法も教えていただいた。腕をくんで、一緒に前転するのである。う~ん、面白い。
 また、学級通信の次の部分は、すごくびっくりして、感心したところだ。

 一日にテレビを二時間見る人は、年間七百三十時間になります。これは学校で一年間勉強する時間と同じです。
                                  山本壮峰「あくしゅ」№26より

 学校の授業より、テレビを見る時間の方が長いなんて、驚きである。
 ちょうど、今日は懇談会があるので、ばっちり話せる内容である。

(1998.6.21)