細部を詰める

 6年の「電磁石のはたらき」の第6・7時がうまくいきません。
 授業のどこの展開に問題があるか、授業の流れを振り返って検討してみます。

① 宿題の答え合わせ。
② ノートに日付と「電磁石の実験」を書かせる。
③「電磁石の実験をして気がついたことを3つノートに書いてもらいます。」
④ ロボドックの箱を班ごとに取りに来させる。
⑤ 200回巻きの両端のエナメルをはがさせる。
⑥ ⑤ができた人から実験開始。(気付きが3つ書けたら教師に見せ、指定されたものを板書する。)

 この気付きを書く時間を1時間とりました。「気付きが3つ以上書けてない人は、休み時間なしです。」とも言っておきました。
 ここまでの問題点を考えてみました。

・ 自分で配線をして回路を作ることができない。(乾電池1個や2個)

 ここはいろいろな実験をさせて気付きを書かせる時間がやはりいるのです。
 でも、ほんとに全員が実験できるように、乾電池1個の配線、乾電池2個の配線などを見本でも作って、提示しておくべきでした。
 細部の心配りが甘いから、授業が学びの少ないものとなったのです。

(2007.1.30)