会社活動という分断

 3学期の会社活動をスタートしました。

【おし花&手芸会社】
 注文された、おし花や手づくりの物をつくり、注文された人に、わたします。(花たばも)よろしくお願いします。
【ゲーム会社3】
 ゲーム会社2と同じでゲーム会社3は、くじ引きとかパワーアップした迷路などを作る予定です。
【小物会社】
 いろいろな小物を作ります。かわいいのをいっぱいよういしているので、ちゅうもんしてください。
【アニメ会社】
 4コママンガをつくった、けしかすくんやペン問とかのアニメででてくるキャラクターをかきます。よろぴこ!
【情報会社】
 スポーツ番組やニュースを新聞にして見せます。よろしくお願いします。
 ※新聞は、大きくまとめます。新聞の日=月曜と木曜 ポストの日=火曜・水曜・金曜
 ※ポストは、自分の知りたいニュースをポストに入れれば調べます。
【工作&絵かき会社】
 ブーメランを作って、ブーメランに書きたい絵を言って、書きまするマッスル?
(ブーメランだけじゃない。)
【ハンコ&シール会社】
 メモちょうにハンコやシールをデザインして、紙をわたすので、ほしい時は、言って下さい。
【デザイン会社】
 服やぼうしなどをデザインします。紙に書きます。それをはります。ヨロシクおねがいします。

  会社活動は、選択自由なので、子どもたちの人間関係がダイレクトに現れます。
 仲のいい子同士で会社をつくり、他の子はその会社に参加できないような雰囲気を生み出します。
 会社は誰でも参加自由といっても、雰囲気を察することのできる子は、仲のいい子同士が作った会社に入りにくいものです。
 会社が、子ども同士をよりグループ化している、もっといえば、子どもたちを分断しているともいえるかもしれません。
 ただ、会社というものが、学級全体のために奉仕する団体である、ということが救いになります。仲のいい者同士が固まりつつも、他に向かって働きかけるわけです。そこに会社の救いがあるのです。

(2009.1.19)