河田孝文氏の「無償の愛」の授業を追試しました。
授業のほとんどが語りで展開されます。私には覚えきれないので、ほとんどは朗読する感じで見ながら読んでいきました。
多くのお母さんが赤ちゃんを献身的に世話する様子を語るところだけは、何も見ないで話しました。
さて授業ですが、一番盛り上がったのは、自分のお母さんがどんなお母さんかを全員に発表させたときです。
「ちょっとだけこわいお母さん。」
「おこるとこわいけれどやさしいお母さん。」
「やさしいときはけっこうやさしいけどおこるときはむちゃくちゃおこるお母さん。」
「怖いときとやさしいときの差がすごくあって友だちが家にきたらめっちゃやさしくて電話のときに声がかわるお母さん。」
ノートに書かせる前に、学級通信には紹介しないと約束しておきました。
そのおかげか、日頃の不満をこの時ばかりと話している子もいました。でもそれが他の子の共感を得ていて、爆笑となったのです。
この後の展開はしんみりしたものになるので、ここで笑っておくのが、授業展開としてはバランスがいいようです。
(2009.1.26)