夕焼けから赤とんぼへ

 昨日、音楽で「夕焼け」というリコーダーの3重奏を練習させながら、思いついたことがあったので、子どもたちに次のように話しました。
「この夕焼けを最後の授業参観で、聞いてもらいます。」
 だからといって、参観に音楽をするわけではありません。
 はっきりいって、音楽の指導には自信が全然ありません。最後の参観は、自分の苦手な教科でするほどの勇気はありません。
 ただ、最後の参観は、子どもたちの1年間のがんばりが見えるようなものにしたいので、授業の中に様々なものを取り入れたいのです。
「夕焼け」の3重奏のリコーダー発表は、その1つです。
 どうせなら、このリコーダー曲にからめて、他教科の授業をしたいものです。
 そこで思いついたのが、「♪夕焼け 小焼けの 赤とんぼ おわれて見たのは いつの日か」です。「おわれて」が「追われて」か「負われて」かで、討論できそうな感じもあります。
 また、この歌詞が、4・5 4・5のリズムになっています。
 明治時代の七・五調の歌詞が、大正時代には欧米の影響で4・5調で作られています。(以前、伴先生がやられた授業です。)
 詩のリズムについても、授業の中で扱えそうです。

(2010.1.29)