小野隆行氏の「ワーキングメモリーの授業」を追試します。
授業の流れを簡単に書いてみます。
①すぐにキレてしまう子どもたちが増えている。
②キレやすい=我慢できない=前頭葉の働きが弱くなっている
③1970年代に弱くなっている。その原因は、テレビの普及による伝統的遊びの減少。
4)感想の発表。
5)前頭葉のワーキングメモリーを調べる問題6問をする。
6)数字を覚える問題を3問する。
7)数字を覚え、逆から数字を言う問題をする。
8)声に出して、前回の問題をやってみる。
9)おしりに「た」がつく言葉を3つ考えて発表。
10)今度は書いて、おしりに「ら」がつく言葉を3つ見つけて発表。
11)文字や言葉をまとめる「チャンクを作る」ことも有効。
12)「声に出す」「書く」「まとめる」ことがワーキングメモリーを助ける。
キレることとワーキングメモリーがどうつながってるかを補足すべきでしょう。4)の感想は、ノートに書かせます。5)の後に、ワーキングメモリーを高める方法を列挙させ発表させてから、6)~12)をするとよさそうです。
(2011.1.10)