車いすダンスのお話

 PTA人権教育講演会で、車いすダンスのお話がありました。
 13:30~14:30まで、全校児童と保護者の参加者が話を聴きます。
 お話をされたのは、鈴木さんという男性です。
 車いすダンス日本代表で、世界第9位だそうです。
 車いすダンスは、車いすに載っている人と立っている人と二人でダンスをします。最初と最後に、ダンスを披露してくれたのですが、二人の動きがぴったりと合っていて、しかもスピーディーで、とってもうまかったです。
 鈴木さんの実体験の話もよかったです。
 バイクの免許を取りたいと親に反対されたこと。50ccのバイクを勝手に借りて警察につかまり、逆に親から免許をとる許可をもらって「ラッキー」と思ったこと。400ccのバイクで毎日走るようになり、やがて事故にあって、足が動かなくなったこと。死のうとして屋上に行ったが、足が動かなくて死ねず、腕を切ったが死ねなかったこと。今まで遊んでいた40人の友だちが、1人だけになってしまったこと。
 話し方は上手です。でも内容は実にシリアスです。
 途中、教師と保護者、児童の車いす体験を入れて、またお話をしたので、15分ほどオーバーしましたが、低学年も集中して話を聴けていました。

(2011.1.27)